避難所2カ所でノロウイルス

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18日、熊本市の避難所となっている千原台高校(西区)に避難している男性1名と楠中学校(北区)に避難している男女1名づつの計3名が嘔吐などの体調不良を訴え、うち2名からノロウイルスを検出したと発表しました。

 

18日正午、他に体調不良を訴えている避難者はおらず、共通の食事を取っていないため、市は「集団感染ではなく、単発事例と思われる」としている。感染拡大を防ぐため、3名は別室や自宅で過ごしているとのこと。

 

ノロウイルスは感染者の糞便や吐瀉物、あるいはそれらが乾燥したものから出る塵埃を介して経口感染するほか、河川を経由して蓄積された貝類の摂食による食中毒の原因になる場合もある。

 

主な症状は突発的な激しい吐き気や嘔吐、下痢、腹痛、悪寒、38℃程度の発熱で、嘔吐の数時間前から胃に膨満感やもたれを感じる場合もある。